平成21年第1回定例会(第6日)

—座間市ホームページ会議録より抜粋—

開催日:平成21年 3月25日
会議名:平成21年第1回定例会(第6日 3月25日)

○議長(山本 愈君)  続きまして、市民経済常任委員会委員長。

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平成21年3月12日

 座間市議会議長
山 本   愈 殿

市民経済常任委員会
委員長 佐 藤 弥 斗

審 査 報 告 書

1 議案第 3号 平成20年度座間市一般会計補正予算(第6号・所管事項)
(21. 2.27付託)
2 議案第 9号 平成21年度座間市一般会計予算(所管事項)  (21. 2.27付託)
3 議案第17号 座間市勤労者生活資金貸付条例         (21. 2.27付託)
4 議案第22号 座間市認可地縁団体に関する印鑑条例の一部を改正する条例
(21. 2.27付託)
5 議案第25号 座間市企業等の新たな企業投資の促進のための支援措置に関する条例
の一部を改正する条例             (21. 2.27付託)
6 陳情第13号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書提出についての陳情
(21. 2.27付託)

当委員会に付託された上記議案等は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第101条及び第135条の規定により報告します。

1 開会日時 平成21年3月12日(木)
午前9時00分から午後4時31分まで
2 出席委員 佐藤委員長、木村副委員長、三枝、山本、安斉、飛田の全委員
3 審査経過 審査に当たっては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑・意見交換を
行った。
4 審査結果 討論を求めたところ発言者なく、採決の結果
(1) 議案第3号、第9号、第17号、第22号、第25号以上5件は、全員賛成
をもって原案を可決すべきものと決定した。
(2) 陳情第13号は、全員賛成をもって採択すべきものと決定した。

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〔4番(佐藤弥斗君) 登壇〕

○4番(佐藤弥斗君)  議長のご指名をいただきましたので、これより市民経済常任委員会の審査報告を行います。
当委員会に付託されました議案等は、議案第3号、平成20年度座間市一般会計補正予算(第6号・所管事項)、議案第9号、平成21年度座間市一般会計予算(所管事項)、議案第17号、座間市勤労者生活資金貸付条例、議案第22号、座間市認可地縁団体に関する印鑑条例の一部を改正する条例、議案第25号、座間市企業等の新たな企業投資の促進のための支援措置に関する条例の一部を改正する条例、陳情第13号、「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書提出についての陳情であります。
審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条及び第135条の規定により報告をさせていただきます。
なお、開会日時、出席委員につきましては、お手元に配付のとおりでありますので省略させていただきます。
審査に当たっては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑・意見交換を行いました。
それでは、審査の主な内容について報告させていただきます。
まずは、市民部所管事項についてでありますが、議案第3号、平成20年度座間市一般会計補正予算について、「国の二次補正により、新田宿・四ツ谷コミセンの大規模工事が上がっているが、過去にこういった大規模工事はあったのか。原因的にはどのようなことが考えられるのか。また今回の工事は緊急的な措置なのか、計画的な工事なのか」という質疑に対して、「コミセンに関してはこれが初めての大規模工事である。コミセンの耐用年数は13年と言われており、新田宿・四ツ谷コミセンは市内3館目、平成4年に完成したコミセンで18年たっており、耐用年数は過ぎている。空調機に関しては、新田宿・四ツ谷コミセンは田んぼの中にあるためにほこりが室外機に入りやすいという状況があり、2カ年空調機の調子が悪く、特に昨年の夏は空調機がとまった状態で過ごした状況であるため、緊急性があり今回対応した。コミセンの修繕計画を立てて、現在財政部と調整中であり、その計画の中に新田宿・四ツ谷、小松原も入っていたが、今回の国の二次補正があり対応した」との答弁がなされました。
議案第9号、平成21年度座間市一般会計予算については、「コミセンの自動販売機は、場所やスペースによって値段の基準があるのか」という質疑に対して、「建物の評価額が基礎になり、床面積で割り、自販機の面積の100分の6で評価額をはじき出して決めている」という答弁がなされました。
放置自転車移管保管料について、「引取先のない自転車を保管先からスクラップ業者やリサイクル自転車として業者などに引き渡したものについての収入はどこに計上されているのか。その際の金額はどういった取り決めになっているのか。市民部で移動・保管しているのに、収入はほかの部のところというのはどうなのか」という質疑に対して、「例年だと衛生費雑入の廃自転車等廃棄物類売払代として計上されているのが、ことしは市場の動向から収入が見込めるか不安定であるため、ことしは予算計上していない。今までの経過の中で、放置自転車の移動・保管は市民部で、その売り払いについては環境経済部でという形でやってきているが、指摘の部分は環境経済部と話し合いたいと思う。スクラップとして出す際は1キロ1円で売っている。リサイクル自転車については総務費寄附金の交通対策基金寄附金の中で、神奈川県自転車商業組合から25万8,000円を計上している。無償で自転車を引き取ってもらい、1台につき1,000円寄附として受け取っている」という答弁がなされました。
ふるさとまつりで、「昨年と比較して20万円の圧縮があったが、どういった見直しをしたのか」という質疑に対して、「こども広場、舞台、文化広場、ファミリー広場などの内容の見直しを図ったためである」という答弁がなされました。
地域デビュー応援会開催事業について、「具体的な事業展開や参加者数についてはどうだったのか」という質疑に対して、「シンポジウムと市民団体の活動PRをし、当日を含めて団体への新たな参加者が出ているが、具体的な人数などについては検証していない。参加者は全体で510名、シンポジウムについては50名の定員だったので、恐らく満席であったと思う」という答弁がなされました。
「コミセンは都市ガスを使用しているところとプロパンガスを使用しているところがあるが、ガス代について都市ガスがかなり高くなっているが、どういうことなのか」という質疑に対して、「都市ガスのところは空調もガスで行っているためガス代が高くなっている。その分、電気料が安くなっている」という答弁がなされました。
コミセンの修繕について、「先ほどの答弁の中で年次計画が立てられたということだったが、21年度の予算では大規模修繕などは予算計上されていない。修繕計画はどのようになっているのか。小松原のコミセンの地盤沈下はかなり進んでおり、中庭だけでなく変電施設や駐車場のあたりも大分沈下している。コミセンは避難所に指定されていることもあるため、地震があった際の耐震なども気になるところである。計画性があるというならば、そういったことに対しても計画を持って点検・修繕を進めるべきであると考えるが、どう考えているのか」という質疑に対して、「修繕計画は立てているが、財政部と最終的なすり合わせが済んでいないため、書類として示すことはできない。21年度に予算要望を出していたものの一部が補正で組まれたために、今回の予算ではその部分の計上がされていない。小松原コミセンの現状の把握はしているが、財政的な問題があるためなかなか難しい部分もある。小松原コミセンについては今回の工事で様子を見、今後よく調査し検討していきたい」との答弁がなされました。
「各協議会の委員のメンバーを見るとどの協議会も同じような人が入っていると思われるが、どのような基準で選出しているのか」という質疑に対して、「国民保護と災害対策の関係の委員は法的な形の中での委員構成なので、しかるべき形の人格を入れなくてはならないため、人格的に重なってしまっている」という答弁がなされました。
戸籍住民基本台帳の個人情報の取り扱いについて、「具体的にどのような取り組みがされているのか」という質疑に対して、「昨年法改正がされ、非常勤、臨時職員も正規職員と同じ対応をとっている。採用の際に研修を行っており、セキュリティの対策もとっている」との答弁がなされました。
「防災ラジオ500台の配付先はどうなっているのか。また議員に配付する予定はあるのか」という質疑に対して、「自治会長200台、民生委員140台、コミセン・公民館などに140〜150台、21年度は議員に配付は考えていない」との答弁がなされました。
次に、環境経済部、農業委員会でありますが、「消費生活モニターの人数が減ったようだが、その理由は」という質疑に対して、「10名の募集をかけたが、応募者が少なかったため5名となった」。
地球温暖化対策事業について、「太陽光設備設置に対しての助成について、今後の方向性はどのように考えているのか」という質疑に対して、「市長が本会議において前向きに検討したいと答弁をしていたとおり、今後検討していきたい」との答弁がなされました。
「ダイオキシンの数値はどうなっているのか」という質疑に対し、「近年は基準より大幅に下回っている。要因としては、座間市には焼却炉がないためと考えられる」という答弁がなされました。
「廃棄物減量等推進委員は43名で、市内3,000カ所をパトロールできるのか。レポートの提出をしているようだが、それをまとめたり検証をしているのか」という質疑に対して、「仕事を持っている方もあり、各自のあいている時間でパトロールをしていただいている。提出されたレポートについては今年度まとめた。6人地区、5人地区、4人地区、3人地区と世帯数により推進委員を選出しており、カバーできていると考えている」との答弁がなされました。
粗大ごみ収集運搬業務委託料は、「台数は何台か。また入札参加業者はどうなっているのか」という質疑に対して、「年間729台。入札についてはここ数年随意契約となっている」との答弁がなされました。「1台当たり3万7,000円、一番高いときで4万2,000円くらいであったので、入札が必要であると考えるので、今後よく検討してほしい」との要望がなされました。
「リサイクルセンターが大分地盤沈下し、施設がかなり傾いており、従業員の着がえやシャワー室の整備がされていないが、今後どのような対応をしようと考えているのか」という質疑に対して、「リサイクルセンターについては、担当としてはガーデンコンプレックスの中で西部地区に集約してほしいという要望を出している。現在総合計画を策定中であるので、今後も担当として要望をしていきたい」との答弁がなされました。
「商店街近代化対策補助事業費へ参加している店舗や内容はどのようになっているのか」という質疑に対して、「23店舗が参加しており、大型店舗が5店舗参加している。内容については、各祭りへの参加、研修の実施、0462.netなどへの補助などです」という答弁がなされました。
「観光振興対策事業費の事業内容について」との質疑に対し、「横浜市から依頼があり、横浜開港記念のイベントに出店する。2メートル四方、5ブースを県央4市、座間市・海老名市・綾瀬市・大和市で出店する予定である」との答弁がなされました。
以上が主な審査の結果であります。
審査の結果、討論を求めたところ発言者なく、採決の結果、議案第3号、議案第9号、議案第17号、議案第22号、議案第25号以上5件は、全員賛成をもって原案を可決すべきものと決定しました。陳情第13号は、全員賛成をもって採択すべきものと決定いたしました。
以上で、市民経済常任委員会の審査報告を終わります。

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