平成24年第4回定例会(第1日)

—座間市ホームページ会議録より抜粋—

開催日:平成24年11月29日

会議名:平成24年第4回定例会(第1日11月29日)

○議長(沖本浩二君)  続きまして、健康福祉常任委員会委員長。

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平成24年11月14日

 座間市議会議長

沖 本 浩 二 殿

健康福祉常任委員会

委員長 佐 藤 弥 斗

審 査 報 告 書

1 議案第62号 平成23年度座間市一般会計歳入歳出決算の認定について(所管事項)

(24.11. 7付託)

2 議案第63号 平成23年度座間市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ

いて                     (24.11. 7付託)

3 議案第65号 平成23年度座間市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

(24.11. 7付託)

4 議案第66号 平成23年度座間市後期高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算の認

定について                  (24.11. 7付託)

当委員会に付託された上記議案は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第101条の規定により報告します。

1 開会日時 第1日 平成24年11月9日(金)

午前9時04分から午後3時37分まで

第2日 平成24年11月14日(水)

午前9時00分から午後1時38分まで

2 出席委員 第1日 佐藤委員長、小野副委員長、竹田、星野、伊田の全委員

第2日 佐藤委員長、小野副委員長、竹田、星野、伊田の全委員

3 審査経過 審査に当たっては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑・意見交換を

行った。

4 審査結果 討論を求めたところ発言者なく、採決の結果

議案第62号、第63号、第65号、第66号以上4件は、賛成多数(賛成3:反

対1)をもって認定すべきものと決定した。

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 〔8番(佐藤弥斗君) 登壇〕

○8番(佐藤弥斗君)  ただいま議長よりご指名をいただきましたので、これより健康福祉常任委員会の審査報告を行います。

当委員会に付託されました議案は、議案第62号、平成23年度座間市一般会計歳入歳出決算(所管事項)の認定について、議案第63号、平成 23年度座間市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号、平成23年度座間市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につい て、議案第66号、平成23年度座間市後期高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

当委員会に付託された議案は、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条の規定により、報告いたします。

なお、開会日時、出席委員につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、省略させていただきます。

審査に当たりましては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑、意見交換を行いました。

それでは、審査の主な内容について報告させていただきます。

まず、議案第62号、平成23年度座間市一般会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、歳入では、「プール使用料が平成22年度より減額 している要因について、平成22年度より天候が悪い日が多く、日照時間が短く、気温も平均して低かった」との説明が当局からなされましたが、「放射線量の 測定などについて問い合わせがあったのか」との質疑に対し、「プールの水の測定などはしないのかという問い合わせは数件ありました」との答弁がなされ、ま た、「座間市民の高座施設組合屋内プール利用が少ないようだが、平成23年度のような状況の際、利用が可能である紹介をしたらどうか」との質疑に対し、 「今後、屋内プールの問い合わせに対し、高座清掃組合の屋内プールも紹介していきたい」との答弁がなされました。

新田宿グラウンド使用料が当初予算より10万円増額されている要因についての質疑がなされ、「平日の利用が少ない時間帯の有効活用として、市内の硬式野球チームへの貸し出しを許可したことにより増額となった」との答弁がありました。

「WE LOVE ZAMA!」健康体操ビデオ売り払い代についての質疑がなされ、「購入者は団体より個人が多く、ほとんどが市内であるこ と。市外は1件で、山口県在住の方が購入されたこと。販売促進については、市内8カ所のコミュニティセンターで公募した健康体操普及員により普及活動を行 い、市はビデオのPRに努めたこと。健康まつり会場で健康体操を実施し、ビデオのPRなど販売促進に努めたこと。ホームページに健康体操の動画などを掲載 している」ことなどが答弁されました。

さらに関連して、低年齢層や高齢者層にも覚えられるような簡易な体操や「ざまりん」を活用した普及についても質疑がなされ、「ことしの夏のサ マーフェスタでは、「ざまりん」が出演して大変好評だったこともあり、さらに検討していきたい。簡略版の体操については、今後の研究課題とさせていただき ます」との答弁がなされました。

老人クラブ活動等事業補助金について、老人クラブ活動に関する補助金の対象クラブ数が1クラブ減となった理由について質疑がなされ、「県の補 助金の対象になるクラブは30人以上のものであり、クラブ数は減っていないが、対象となる要件を満たすクラブ数が1クラブ減った」との答弁がなされまし た。

歳出では、高齢者地域見守りネットワーク事業費について質疑がなされ、「平成23年度の新規事業として小さな地域での見守りを考えていたが、 その後、孤立死、孤独死や東日本大震災等が発生したため、市全体として捉えるような方向となり、現状では、県がLPガス協会、新聞販売組合、生協コープか ながわと見守り協定を結び、市も賛同し、連携していること。また、市においても新聞販売店と協定を結び、さらに水道事業とも協議中であること。今後は、地 域の団体とも話し合いをしていきたい考えであること」などが答弁されました。

知的障がい者等支援事業費が前年度より大幅に増額している要因について質疑がなされ、「グループホームが前年度と比較して6事業ふえたことにより、利用者もふえ、その結果、サービス件数が110件ふえたこと」が答弁されました。

自殺対策事業費についての質疑がなされ、「平成22年度の座間市の自殺者は28名、神奈川県では1,890名、全国では3万1,690名であ ること。平成23年度の活動内容は、6月に248名参加した自殺防止講演会、9月に自殺予防週間に近隣4駅で早朝チラシ配りキャンペーンの実施、庁内でメ ンタルヘルス講座の開催、自殺対策庁内連絡会の定期的会議の開催、自死遺族の会の集いなどを開催したこと」などが答弁されました。

寝たきり老人寝具乾燥等事業費について質疑がなされ、「在宅で介護度が4及び5の方が登録対象で、登録者は29名で、そのうち26名がこのサービスを利用している」との答弁がされました。

高齢者救急医療情報キット配布事業費についての質疑があり、「ひとり暮らし登録高齢者を対象にし、1,044人に配布した」との答弁がありました。

老人憩いの家の耐震工事の計画についての質疑がなされ、「平成23年度は相模が丘、平成24年度はひばりが丘、平成25年度は立野台の老人憩いの家を予定している」との答弁がされました。

民間保育所助成事業費についての質疑がなされ、「平成23年度の特色としては、震災の影響で計画停電の実施や企業の節電対策で休日出勤しなくてはならなくなったことに対応するために、休日保育特別事業を安心こども交付金の利活用により実施した」との答弁がありました。

子育て支援センター管理運営事業について、「子育て支援センターは、東原と相模が丘にあるが、地域的なことを考えて西のほうを対象にした子育 て支援センターをつくるべきという議論も出ている。利用者が多い中、2カ所しかないということを担当としてどのように考えているのか」との質疑に対し、 「次世代育成支援の後期行動計画の中で、平成26年度までには第3の子育て支援センターをつくるとしているので、ニーズに合わせた開設に向け、検討してい く」との答弁がありました。

生活保護運営対策事業費について質疑がなされ、「平成23年度の就労支援の成果は、扶助費に換算すると医療扶助などは、推測になるが、およそ 2,300万円程度ではないかと考えられる」ことが答弁され、「このことについて、大変苦労して就労支援の成果を上げているのだから、その成果を保健福祉 の概要などに掲載するなどのアピールをしてもよいのではないか」との質疑があり、「それは受給者にとっても、また我々担当にとっても励みになることなの で、考えてみたい」との答弁がありました。

乳幼児健康診査事業についての質疑がなされ、「健診の中で虐待と思われるケースが3件あり、疑いのある場合は、健診会場に別室を設けて再度確 認をし、そこで疑義があるときは子育て支援課を通して児童相談所と連絡をとり合うなど、関係機関との連携を図っている」との答弁がなされました。

病院誘致推進事業についての質疑がなされ、「基地返還予定地に誘致する病院と開業医との病診連携を図ることが必要と考えており、総合的な病院 のあり方について現在も模索していること。また、具体的に考えている病院については公募が前提であり、現状ではないこと。診療所等の地域の開業医について は、それぞれが立地条件や経営状況を鑑みた上で開業することが可能であること。病床数については、3月に第6次保健医療計画が策定されるので、そこで病床 数が出てくるものと期待している」ことなどが答弁されました。

健康増進事業について、さらに市民が受診しやすい方法などについて質疑がなされ、「はがきをよりわかりやすいものに検討したい」旨の答弁がな され、「施設検診による年間を通じた受診については、対象となるがん検診では、その結果について医師会で判定会を行うが、診査の精度を高めるためには限定 した機関の中で実施することが望ましいとの考えがあり、ほかの検診の機関についても医師会と協議が必要であるので、今後の課題として受けとめたい」との答 弁がありました。

さらに、「経費や費用の面でどのような差が生じるのか」との質疑に対し、「各種ワクチン代については、神奈川県都市衛生行政協議会と県医師会 との協議により覚書が締結されるため、集団も施設も変わりませんが、施設検診ではそれぞれの医療機関が個別に対応するため、高くなる傾向がある」との答弁 がなされました。

市民健康マラソン大会開催委託料について質疑がなされ、「平成23年度が平成22年度の3倍ほどの増額になっている要因は、平成23年度は市 制40周年記念事業として健康マラソンで初めてゲストランナーとして谷川真理選手を招いたこと。会場の変更により簡易トイレの設置に伴う費用等によるも の」との答弁がなされました。

スポーツ施設の予約システムについて質疑がなされ、「市の単独システムから県のシステムに変更になったことでの103万4,346円安くなっ ていること。市の単独システムは、携帯電話からの申し込みやキャンセルができなかったが、県のシステムでは可能で、利便性の向上が図られた」ことなどが答 弁されました。

議案第63号、平成23年度座間市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてでは、座間市の収納率について質疑がなされ、「座間市の収納 率が近隣他市と比較して低い一つの要因は、本市の被保護者の所得額が県央地区の中では平成22年度の調査で最も低い額となっていることが考えられる」との 答弁がなされました。

議案第65号、平成23年度座間市介護保険事業特別会計歳入歳出決算では、介護認定審査会経費について質疑がなされ、「審査会回数は154回で、申請件数は4,012件」との答弁がありました。

居宅サービス等給付費事業関係全般について質疑がなされ、「平成23年度の特徴として、高齢者の増加に伴い、給付費が急激に増加したという傾向があること。介護サービスは、認定者のほぼ9割が利用している」ことなどが答弁されました。

介護予防一般高齢者事業費について質疑がなされ、「平成22年度までの一般高齢者を対象にした介護予防教室は特定高齢者把握事業の実施要領の 改正による影響で、今までの介護予防教室の参加者は平成23年度以降の特定高齢者の運動教室に参加可能となり、移行されたこと。また、特定高齢者の教室へ の参加者が伸びていること。一般高齢者に対しては、他課でも行っている健康づくり事業への案内も行っている」ことなどが答弁されました。

以上で主な審査内容の報告を終わります。

審査の結果、討論を求めたところ、発言者なく、採決の結果、議案第62号、第63号、第65号、第66号、以上4件は、賛成多数、賛成3、反対1をもって認定すべきものと決定しました。

以上で健康福祉常任委員会の審査報告を終わります。

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