—座間市ホームページ会議録より抜粋—
開催日:平成25年 9月9日
会議名:平成25年 第3回定例会(第5日)
【質問項目】
1 キャンプ座間について
座間市と自衛隊・米軍との関わり方について
2 公園について
(1)芹沢公園の整備と管理について
(2)小松原地域の公園整備について
3 都市計画について
広野台地区計画による小松原地域への影響について
一般質問
<議長(沖本浩二君)>
続きまして、8番佐藤弥斗議員。
〔8番(佐藤弥斗君) 登壇〕(拍手)
議長のお許しをいただきましたので、議席番号8番、ざま大志会、佐藤弥斗、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
今回の質問要旨ですが、まずはキャンプ座間についてということで、座間市と自衛隊、米軍のかかわり方について伺ってまいります。2点目ですが、公園についてということで、芹沢公園の整備と管理について、そして小松原地域の公園整備についてということについて伺ってまいります。それから3番目ですが、都市計画についてということで、広野台地区計画による小松原地域への影響について伺ってまいります。
キャンプ座間について
では、まず、キャンプ座間について伺ってまいります。
皆様もご存じのとおり、キャンプ座間は終戦前は陸軍士官学校でありました。陸軍士官学校ができるまでの経過については、今までも諸先輩方が何度も詳しく述べられておりますし、何より陸軍士官学校建設時から学校に勤めていらっしゃいました方のお子様であります小俣副市長がいらっしゃいますので、私なんかがお話をいたしますのは大変恐縮でございますが、お話を振り返っていきたいと思います。
こちらの「座間の語り伝え」のほうにも詳しく書かれておりますが、江戸時代から昭和初期にかけまして、神奈川県の農家にとって養蚕は現金収入となる一大産業でありました。とりわけ1859年、横浜港の開港によって生糸は輸出の花形となり、座間地域の農家も競って養蚕、製糸に力を入れてまいりました。日本で最も養蚕業が盛んだったという1929年、昭和4年には、全国でおよそ220万戸、神奈川県内ではおよそ3万戸の養蚕農家が存在し、旧高座郡では県内の3割に当たる9,000戸を超え、主要産業となっていました。
1931年、昭和6年、満州事変が勃発、同年3月には満州国が建国されましたが、国際連盟加盟国の多くは、満州地域は中華民国の主権下にあるべきとする中華民国の立場を支持しており、日本政府は非難を受け、1933年、昭和8年、日本は国際連盟から脱退を宣言しました。そんな戦争の色濃くなってきたさなか、1936年、昭和11年、二・二六事件が勃発いたしました。その直後の6月、日本陸軍第1師団から呼び出され、座間村役場に座間村、新磯村、大野村、麻溝村の村長が集合し、そこで、東京市ヶ谷にある陸軍士官学校と練兵場を移転するので四つの村の耕地を計200万坪買収したいということが告げられました。当時は小作人制度でしたので農耕地を取り上げられるということは小作人の失業を意味していましたが、軍は失業対策の準備をしておらず、特に村の農耕地の半分の土地が対象になっていた新磯村、麻溝村は強固な反対姿勢でした。しかも、当時、畑が1反700円、山林は350円くらいだったのに、軍が示した金額は1反200円という、とても折り合いがつくような金額ではありませんでした。当時の新磯村は、全村518戸のうちに買収に関係のある家が461戸という状況でした。各村は死活問題だということで大騒ぎになりました。しかし、交渉に来た軍人が「陸軍大臣の命令で来た」と言って村民を威圧し、気に入らないことを村民が言うと、軍刀で床をたたいたという話があります。そんな状況もあり、また、日本の非常事態であることから、涙をのんで先祖伝来の土地を手放さざるを得ない状況になりました。最終的には、162万5,000坪が買収されて陸軍士官学校建設という運びになりました。
土地を売ることを承知したのは地主だということで、小作人たちは地主のところに毎晩交代々で失業保障の交渉に行きました。新磯村のある若い地主はノイローゼになり自殺をし、また、ある青年は、農家がやれなくなったら嫁の来てがいないと将来を悲観して自殺をしました。その一方で、陸軍士官学校といえば現在の東大以上のエリートの学生が来るということで、これで座間は日本の座間になった、いや、世界の座間だという期待の声も大きかったそうです。用地買収交渉からわずか1年3カ月の夜を徹した突貫工事の結果、1937年、昭和12年9月、陸軍士官学校は移転されました。
第1回目の卒業式の際、天皇陛下が行幸される道、士官学校前駅、今の相武台前駅ですが、から原町田駅、現在のJRの町田駅までの7キロメートルの延長工事を多くの在郷軍人や地元青年団の勤労奉仕によって行われました。それが現在の行幸道路です。12月20日に天皇陛下が行幸され、陸軍士官学校の地を相武台と命名しました。陸軍士官学校の移転を皮切りにして、1938年、昭和13年には臨時東京第三陸軍病院、現在の相模原病院であります、そして陸軍通信学校、現在の相模女子大、陸軍工科学校、これは昭和15年には陸軍兵器学校と改称をされます現在の麻布大学ですとか大野北中のあたりになりますが、そういったもの、そして1941年、昭和16年には厚木海軍飛行場、現在の厚木基地、1944年、昭和19年には高座海軍工廠と、次々に陸軍施設がこの県央の一帯に移転して陸の軍都と変貌しました。座間市、相模原市、大和市、綾瀬市、海老名市などの県央地域の発展と、これらの施設の歴史が切り離すことのできないものであると思います。そしてまた、今日の世界情勢の大きな流れの中で、米軍再編に伴い、在日米軍再編が行われ、キャンプ座間に米陸軍第1軍団をUEXに改編して移転、そしてまた、陸上自衛隊中央即応集団司令部も朝霞駐屯地から移転をしてまいりました。
このような歴史を含めて考えると、地元に住む私たちは大変複雑な気持ちであります。私は、もちろん戦争は二度と起こしてはならないことだと思っていますし、軍備も不要であれば、それにこしたことはないと思っています。しかし、世界情勢はそのような状況を許してはくれません。会派の視察で何カ所かの自衛隊の基地を視察させていただきましたが、領空侵犯、領海侵犯がふえていると伺います。軍備がなくては国の平和を守ることができないのは、永世中立国であるスイスや非武装国家と言われているコスタリカ共和国を見てもわかると思います。スイスでは軍が存在し、国民皆兵を国是とし、徴兵制を採用しています。また、「民間防衛」という本をスイス政府が発行しています。コスタリカでは、常設軍は廃止しているものの、非常事には軍隊を組織し、徴兵制をしくことができ、平時であっても警察組織だけではなく、国境警備隊、国家警備隊、地方警備隊が存在しています。軍事施設はあったほうがよいか、ないほうがよいかと問われれば、それはないほうがいいに決まっていますが、それでは日本を守ることはできません。二度と戦争を起こさないためにも国防については現実的な対応をしていくのが大変重要なことであり、今回の米軍の再編、キャンプ座間の変貌も国の専管事項であり、日本の平和を守っている一翼を担っている基地が地元にあるという誇りと、その背中合わせの危険性を十分に警戒をしていかなくてはならないと私は考えておりますが、市長の見解を伺います。
先日、前任者の方の一般質問の中でも触れられておりました、そしてまた、以前にも自衛隊や米軍人の方の迷彩服についての意見が述べられておりましたが、町中で迷彩服を着ている自衛隊や米軍人の姿は受け入れがたいという意見でありました。また、以前、ある新聞でも、迷彩服を来た自衛隊員の統合防災訓練演習での立ち入りを、区役所が区民に迷彩服を来た自衛隊の姿を見せたくなかったため拒否したという記事が載りました。そして拒否した区役所の名前入りで報道がされました。しかし、その記事は事実とは異なり、各区役所はもともとの自衛隊との打ち合わせどおりの対応をしただけということが発覚しました。名前の挙がった区役所には苦情の電話が相次ぎ、記事は事実は違うと各区役所で新聞社に対し抗議文や謝罪要望が次々と発表され、結局は事実と違っていたという謝罪記事が掲載されました。
自衛隊では、活動内容により着用する服装が自衛隊間の服装細則により決められています。また、自衛隊は有事の際には日本を守るために戦わなくてはならない任務があります。私は、先ほども述べましたように、戦争がない世の中を希求するものでありますが、そのためにも現実的な対応をしていかなくてはならないと考えております。平和と背中合わせに戦争は存在している事実を自覚しなくてはならないと思いますし、自衛隊の皆さんは、その任務を背負い、有事の際には命をかけてこの国を守っていくという高い志を持たれている方々だということを感じなくてはならないと思っております。そういった観点で考えたとき、私もそうですが、戦争を知らない世代の自衛隊に対する認識の違いというのは大変問題なことだと思います。戦争の悲惨さ、残虐さを知らないということは、逆に安易に戦争に走ってしまう可能性もありますし、平和ぼけし過ぎるということは大変危険なことだと感じています。自衛隊の迷彩服は自衛隊の任務のあらわれであり、それに対して敬意をあらわすべきであると私は考えますが、市長の見解を求めます。
公園について
続きまして、公園について伺ってまいります。
まずは、芹沢公園の整備と管理について伺ってまいります。
平成25年第1回定例会で小野議員さんが「芹沢公園にドッグランを設置できないか」という旨の一般質問をされましたが、その答弁では「平成25年度にはワークショップなどで市民の意見を伺い、芹沢公園の実施設計を予定しており、この中でドッグランの関係についても検討していきたい」という旨の答弁がされております。また、平成25年第2回定例会の沖永議員の一般質問の答弁では、「芹沢公園の管理運営に関するガイドライン等、市民と協働の仕組みづくりについて、今年度、第4工区の実施設計を行う中で、ワークショップ等により進めていきたい」旨の答弁がなされております。この二つの答弁を合わせますと、今後の芹沢公園の実施設計や整備計画についても、そして維持管理についてもワークショップを行い、その上で考えていきたいということになると思いますが、そういった認識でよいのかということをご確認をさせていただきたいと思います。また、ワークショップの開催予定時期、内容及びメンバー構成はどのようなものを考えているのかを伺います。
適正な公園の維持管理に努めるためには、市民協働という観点から市民ボランティアによる共同作業も必要になると思われますが、どのような分野を市民の方々に管理をしていただくのか、お示しいただきたいと思います。今まで議会などにおきまして、芹沢公園内に、プレーパークですとかバーベキュー場、それからスポーツ広場、先ほどの京免議員さんからもお話ありましたが、そしてまた、ドッグランといった施設の設置要望がありましたが、ワークショップでの検討結果を踏まえ、そのような施設の設置は可能であるのかということを伺います。
また、先日も安海議員さんちょっと触れられておりましたが、昨年、廃村となりました清川自然の村では、小学校5年生が行うキャンプ体験ですとか、青少年課で行っておりますリーダー野外研修などが行われておりました。宿泊を伴うようなそういった事業がもし芹沢公園内で行えますと、それは大変よいことだというふうに思うのですけれども、そういった宿泊を伴うような事業が行える可能性があるのかを伺います。
続きまして、小松原地域の公園整備について伺ってまいります。
小松原地域は、先日配られましたが、皆さんにも配られているかと思いますが、座間市緑の基本計画の中で、小松原地域だけではないのですけれども、小松原、ひばり、相模が丘の地域というのは緑の重点地域ということになっております。今後どのように公園をふやしていく考えなのかを伺います。
小松原2丁目のアガペセンターの西側に鋼板プレスという工場があったのですけれども、そちらが撤退をいたしまして跡地が住宅地として開発を現在されております。この土地は、全体で面積8,905平方メートルで、0.3ヘクタール以上になりますので、本来、座間市開発等事業指導要綱第23条によりまして公園などの設置が規定されております。しかし、今回の開発は、開発区域を分割することにより、この指導要綱で定めた公園設置に該当をしなかったわけでありますけれども、このことについての市の認識についてお示しをください。
開発要綱の第5条には、「事業者は、座間市総合計画、座間市都市マスタープラン等に基づき、開発等事業の区域、周辺の地域特性を考慮した良好な都市環境の形成に努めるものとする」というふうに規定されております。しかし、今回のように土地を分割して開発するような行為ばかりになってしまいますと、公園などの緑地を確保していくのは難しく、良好な都市環境の形成というふうにはならなくなってしまうと考えます。今後、小松原地域の場合、住工混在ということが問題になっております。工場の撤退などもふえておりますけれども、そういった場合の公園確保について、事業者に対して協力を求めていくべきだというふうに私は思っておりますが、当局の見解を求めます。
都市計画について
続きまして、都市計画について伺ってまいります。
広野台土地計画による小松原地域の影響について伺ってまいります。
小松原地域は、ご存じのとおり、工業専用地域である日産座間工場に隣接しており、工業地域、準工業地域、住居地域が混在しております。近年は、工場撤退後、マンションや一軒家などの住宅地となっている場合がふえてきております。小松原は、小田急線の南林間駅や相武台前駅、そして小田急線と東急田園都市線の中央林間駅、相鉄線のさがみ野駅のいずれの駅からも自転車で15分程度の場所に位置しており、便利といえば便利というところであります。また、南林間駅からは日産行きのバスが数多く出ていることなどから、交通の便がよいという条件などから住宅地として需要が伸びてきているというふうに思います。
そんな中にあって、今回の広野台地区の計画、日産座間カレスト地区の再開発である広野台2丁目地区地区計画が都市計画決定されました。広野台地域で研究をしている自動車産業に関連する先進的環境技術の発信・普及の場や、環境技術を活用した商業施設等を誘導することによりエコライフの地域への普及、ゼロエミッション社会実現に向けた地域のにぎわいの場ということでありますけれども、商業施設が予定されております。そういうふうになってまいりますと、小松原はさらに住宅地としてのポテンシャルが高くなるというふうに考えますが、当局の見解をお示しください。
広野台2丁目地区地区計画での交通渋滞の影響につきましては、以前にも上沢議員、そして竹田議員、そして沖永議員が一般質問をされております。その中で、現在でも渋滞状態にあり、交差点の形状も、道や信号機も三現示となっております小松原交差点の改良についての質問が平成25年3月に竹田議員から、そして平成25年6月には沖永議員からされました。3月に行われた竹田議員の質問においての答弁では、「小松原交差点の三現示の信号を二現示の信号機にすると、目違いの形状をしている交差点なので、交通処理の観点からは非常に危険な交差点になるので、現行の三現示での対応と考えており、交差点の改良については大変難しい問題」という旨の答弁がありました。しかし、そのわずか3カ月後の平成25年6月の沖永議員の一般質問の答弁では、「現在の渋滞も小松原交差点の三現示によることが大きいと認識をしており、目違いを解消し、信号を二現示に改良することで渋滞は緩和できるものと考えている。また、今後、地権者及び関係機関と協議し、検討していきたい」という旨の答弁がなされております。
3カ月の間でこのように答弁が変わるというのは、もちろんいいことですのでいいのですけれども、何か動きがあったのではないかというふうに推察するものでありますが、改めまして小松原交差点の改良に対する当局の所見を伺いまして、1回目の質問とさせていただきます。(拍手)
<市長(遠藤三紀夫君)>
佐藤弥斗議員からキャンプ座間についてということで2点お尋ねをいただきました。まず、米陸軍第1軍団の前方司令部、そして自衛隊の中央即応集団司令部がここで立地をしてきたわけですけれども、ここに存在していることについての私の所見をということで、まずお求めいただきました。前段で議員おっしゃられたように、座間の語り伝え、昔々の中にある歴史的な経過、これは私も、座間市の前身である座間村、座間町だけではなく、湾岸のほうから見れば上流側の新磯村、大野村、麻溝村といったようなところの歴史的な経過等も含めて、るる述べていただいたわけでございますけれども、いろんな歴史的な経過があった中で現在に至っているわけでございまして、それはそれとしていろいろな角度から冷静に受けとめる必要があろうかと思います。
その中で、台湾少年工宿舎ができた高座海軍工廠、それから厚木の海軍飛行場、これは陸ではなくて海軍の施設でございますので、一応念のためにこれは申し上げておきたいというふうに思います。
いずれにしても、現在の国道16号線に沿った東京の40キロ圏というのは、戦前いわゆる帝都防衛のためと、それから戦術上、戦略上の必要から当時の海軍、陸軍が基地の整備をずっと進めたわけでして、南は横須賀の海軍の母港となっている基地、そして逗子には池子の弾薬庫もあるわけですし、ずっと北に上がってくれば、今の瀬谷の通信施設もあれば、私ども座間市の陸軍士官学校、そして一連の軍都相模原としての議員からもるる紹介があった部分の施設、さらには、ずっと北に上がっていけば南多摩の弾薬庫ですとか、あとは横田の基地、立川の基地、ぐるりとやはり国道16号線というのは本当に軍事道路であったわけです。木更津もそうです。全くそうした中で、戦時中、戦前基地が置かれた、そこが一つの戦後の都市景観を含めて都市計画上も大きな影響を与えているということは事実だというふうに思います。
その中で、私ども座間としても、例えば立川基地の返還ですとか、各地、大きな施設が返還をされる中で、次は私どもというような期待を持ったのも当然だと思いますし、ましておや、この17.58平方キロメートルという市域の中でちょうど枢要なところに基地があるわけですから、当時、人口が急増していくさなかにおいて、これも公共施設の利活用の関係でもお話ししましたが、学校建設の追いかけっこといったようなときに、これからのまちを考えれば都市計画上、この平たんな、そしてかつてから基地として整備されたキャンプ座間というものを何とか返還をしていただいて我がまちの都市計画に役立てていきたいというのは、当然のやはり気持ちであったのではないかというふうに思っております。
そうした中で、結果として見れば、ほかに返還が進んでもここはなかなか返還がなされないという中で、一定の部分返還、そして今回は5.4ヘクタールのさらなる追加的な返還がなされるわけですけれども、ある面では、現状における日米の同盟関係、そして日本の防衛というものを考えた上で、非常に枢要なる地という使命を与えられたところとなっているというふうに私は受けとめております。これは、市是である基地の整理、縮小、返還、そして全面返還、これは核兵器の廃絶と同様であるわけでございまして、ともかく人類にとっての恒久平和、そして武器なるものがなく、そんなものを持たずにお互いの関係を構築できれば一番これはいいわけですけれども、しかしながら、それがならない現実を見据えた中で、やはり一定のこれは用意というものを国がなさねばならない。その中において、現状ここにキャンプ座間というものが存地をされているわけであるわけでして、その中で少しでもやはり返してもらうものは返していただくと。一方においては、国の防衛上の課題というものについても現実的に冷静に受けとめながら対応を図っていくという、この二面性が私は必要だというふうに思っております。昨今、国際情勢、特に私ども周辺においては非常に緊迫をした状況が出てきているわけでございますし、そうした中で、必要な部分、先ほどの相撲の例えをとれば、裸で土俵に上がりたいのは山々だけれども、相手が持っているもの、それに対してはしっかりと対応するということがやはり失礼にならない対応になるわけですし、そうした部分で私どもは戦前から基地が置かれているところとして、現実は現実として受けとめていく必要があるのではないかというふうに思っております。
そうした中で、ここで米軍の所在地に共同使用ということで、これまでも施設部隊が置かれてきたわけですけれども、今回は相模原分に中央即応集団が移駐をしてこられました。これによって座間駐屯地という体制になったわけですけれども、ここで駐屯地の司令、これは中央即応集団の幕僚長がかねてこれになっているわけですけれども、ここにいる言ってみれば最高位の階級というのが、米軍の場合はいわゆる少将、星が二つですね、ツースターで、我が陸上自衛隊のほうはいかがといえば、中央即応集団の司令官は陸将ということで、海外の階級と比べれば、これは三つの星、スリースターということで一つ階級が上の地位の者がここにトップとして来ていただいたということで、ある面ではようやくバランスがとれたというか、さらにはもう一歩進んで、非常に私どもとすれば、我が日本の地における立場として考えれば、これはこれとして受けとめていいのではないかというふうに思える状況になったというふうに思っております。
さらに、この中央即応集団はPKOなどの国際的な任務、さらには国内においての危機的な事態に対しての対応というものについても、実際にここに移駐してこられ、さまざまな話を聞けば聞くほど非常に頼もしい存在だというふうに思いますし、日本国のためにもやはり彼らがきちんと司令部機能として隷下にさまざまな特殊な能力を持った部隊がおりますけれども、しっかりとその任務を果たしていっていただきたいと、そのように私は思っております。任務の遂行に当たって、それなりのしっかりとしたサポートができればというふうに思っております。
また、次に、自衛隊の迷彩服、通称、迷彩服ですね、この関係に関して、敬意を表すべきであるというふうに考えるけれども、私の見解をということでお尋ねをいただきました。議員おっしゃるように、自衛隊の迷彩服、正式には戦闘服装と言うらしいのですけれども、災害派遣を含む自衛隊の任務や、これは特に3.11以降、非常に国民にとってもごく日常目にする、そうした服装になっているというふうに思います。また、実際この夏のあちこちのゲリラ豪雨ですとか、いろいろな部分の災害派遣で彼らがあの服装で泥まみれになりながら、汗まみれになりながらどしゃ降りの雨の中を一生懸命災害派遣に当たっているという姿を見れば、やはり国民として非常に頭が下がる、頼りになるという気持ちになるのは当然ではないかというふうに思っております。
これは、災害派遣というものも自衛隊の主要な任務でもあるわけですし、そうした部分、そしてこれもさんざんこの議会でも私、お答えしていますけれども、軍、そして我が自衛隊、こうしたいわゆる兵器、武器を持った組織というものがみずからの力を行使することなく、それを例えば一隊員が退役をすることができれば、これが国にとっても、それこそ世界平和にとっても一番大切なことであるわけでして、そういったような対応がとれるべくやはり政治というものは動かなければならないと思いますし、彼らのそうした志というものをしっかりと受けとめるためにも、国として本当に平和を希求し、彼らがそういう力を行使しなくても済むような、そういう形をつくっていく必要があるかと思っております。しかしながら、先ほど来申し上げておりますように、万が一のことがあった場合にきちんと相手と対応できるというふうな能力は常に持ってなければいけないと思いますし、そのための訓練はゆめゆめ怠ることなく成していかなければいけない。そうした部分で、高いモチベーションを持ちながら、しっかりと日々対応していただいている彼らに対しては非常に大きな敬意を感ずるところでありますし、そうした皆さんの存在、先ほども芥川議員から東松島市のお話ございましたけれども、やはりりりしい姿というふうに見えるような、そういうような存在であっていただきたいと思いますし、そうした日本の社会というものが私は大切だと思いますし、その中で、誇り高いもの、そして信頼に足る本当に頼りがいのある組織として受けとめてまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
<都市部長(関田好光君)>
10点ほどご質問をいただいております。
初めに、芹沢公園の整備につきましては、今年度、市民参加の公園づくりを目指して第4工区の実施設計を行う中で、芹沢公園の公園づくり検討会の委員を公募しており、自治会関係の方や芹沢公園での活動団体の方とともにワークショップを実施し、考えてまいります。また、維持管理につきましても、公園開園に向け市民協働による維持管理の仕組みづくりも含めご意見を伺ってまいりたいと考えております。
次に、芹沢協働の公園づくり検討会は、10月下旬から月1回程度で3回ほど予定しており、現地見学や意見交換を行い、整備計画の案を取りまとめていく予定でございます。委員は約20名で、自治会関係の方や芹沢公園での活動団体の方とともに公募委員6名で構成し、公募委員の方は20歳以上の市内在住または在勤の方としており、幅広い年齢層の方々よりより多くのご意見を伺いたいと考えております。
次に、維持管理における市民と市の役割についてでございますが、花壇の手入れや谷戸の下草刈りなど、日常的な維持管理のあり方について委員の皆様とともに考えてまいりたい所存でございます。
次に、プレーパーク、バーベキュー広場、スポーツ広場、ドッグランなどの設置につきましても、都市公園法の中で可能でございますが、その必要性も含めご意見を伺ってまいりたいと考えております。
次に、市の事業で行っている小学5年生のキャンプなどにつきましては、都市公園を占有し利用する団体として座間市都市公園条例に基づき利用が可能でありますが、その利用につきましては、個別に判断させていただきたいと考えております。
次に、小松原地域につきましては、平成25年3月に改定しました座間市緑の基本計画の中で重点的に緑化の推進に配慮を加えるべき地区として、緑化重点地区に位置づけております。
次に、公園、広場などの増設につきましては、身近な公園や広場として、借地を含め整備可能な土地がありましたら、地域住民の皆様や地元の自治会等と協働の体制づくりを整えながら用地確保に努力してまいりたいと考えております。
次に、今回の鋼板プレス跡地の開発行為につきましては、開発区域の面積が3,000平方メートル以下ということで、公園設置要件には該当しておりません。都市計画法第29条第1項の許可を要する一団の土地で行われる開発行為において、開発区域の範囲をどのようにするかは開発事業者の判断でございます。ただし、県において開発行為の一連性の判断基準等により開発行為の一連性について指導しており、今回の場合、都市計画法による開発許可の工事完了公告がなされるまで隣接地の土地利用はできない等を明記した都市計画法における開発行為の一連性の判断についての周知文を県が添付し、許可しております。市といたしましても、県の指導に基づき適法に処理されているものと認識しております。
次に、大規模な土地利用転換と、その誘導により小松原地域の住宅地としてポテンシャルが高くなることについての市の見解についてご質問をいただきました。大規模な土地利用転換は、周辺地域への影響、摩擦も大きいことから、交通網、緩衝機能を有する緑地、公園等、不足する公共施設を確保することにより周辺への影響に配慮し、広野台地区計画の策定を進めてきたものであります。その効果の一つとして、小松原地域の住宅地のポテンシャルが高くなると地域の皆様が期待されているならば、誘導の成果と捉えたいと思っております。市の考え方といたしましては、商業施設立地に伴う利便性の向上、地区施設、道路の整備に伴う栗原方面へのアクセスの向上、緑道整備に伴う歩行ネットワークの向上、公園整備に伴う快適性、防災性の向上など、小松原地域への多様な効果があるものと考えております。今後、小松原地域の皆様の期待が実感していただけるよう努めてまいりたいと思います。
最後になりますが、小松原交差点の改良につきましては、平成25年の第1回定例会の竹田議員からのご質問に対し、「現況は三現示でありますが、隣接する企業等もあり、改良は難しい」とご回答させていただきました。その後、平成25年の第2回定例会の沖永議員さんからのご質問では、「交差点の改良を検討してまいります」と回答いたしております。こちらにつきましては、上沢議員や竹田議員を始め他の議員からも県道50号座間大和線の交通渋滞を危惧するお話を受けたこともあり、市といたしましても交差点改良は必要なものだと判断し、この短い期間の中で、交通管理者である座間警察や県道管理者である神奈川県厚木土木事務所東部センターに働きをかけ、改良に対して協議してまいりました。その結果、前向きなお話がいただけましたことにより、平成25年の第2回定例会では検討をするとご答弁をさせていただいたものでございます。今後は、隣接地権者にお話をさせていただき、交差点が改良できますよう努力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
<議長(沖本浩二君)>
再質問ありませんか。――佐藤弥斗議員。
〔8番(佐藤弥斗君) 登壇〕
ご丁寧なご答弁ありがとうございました。
まず、種々キャンプ座間についての見解を伺ってきたわけでありますけれども、市長のほうからいろいろと細かいところまでもご指摘をいただきまして、ご答弁をいただきましてありがとうございました。申しわけないです。私のほうで当局のほうにお渡ししたものと先ほど申し上げましたものが若干……(「何で通告出してないの」と呼ぶ者あり)通告を出しています、通告は出しているのですけれども、その際に出した細かいところの文書が若干先ほど申し上げましたところと違うところもございまして、私のほうで厚木海軍飛行場ということで申し上げたつもりでございますし、また、台湾の少年工の関係のことはちょっと省かせていただきました。そういったことがございましたので、そのあたりはご承知おきをいただきたいと思います。
それで、なぜこのようなことを伺っていったかと申しますと、私も立川に小学校のころ住んでおりまして、実は米軍ハウスのほうに住んでおりました。そういった関係やら、その後、千葉県のほうに住んでおりまして、そういった基地というところとは関係の色濃いところに暮らしておりまして、私自身の気持ちというものも含めて市長の見解を伺ったわけであります。そしてまた、実は陸上自衛隊の方たちが朝霞から座間のほうに移転を終了しましたということで市役所のほうにご挨拶にいらしたことがございました。その際、迷彩服を着用されてご挨拶をされたわけでありますけれども、そのときの私も写真を自分のブログのほうにアップをしましたところ、私の知り合いの若い方がそれを見まして、座間市が乗っ取られてしまうというような文書をちょっと載せたことがございました。それちょっとショックだったのですね、私は。大変ショックでして、自衛隊の方たちの任務ということに対して、今の若い方たちというのが本当に認識として間違った認識をされているなということで、大変ショックでありました。ましてや、今のキャンプ座間にいらしている自衛隊の方たちというのは、東日本大震災のときにも先頭に立って救出活動をされた勇士の方たちでございますので、そういったことを私もその若い方にコメントをさせていただきました。だからそんなに心配することはないのだよということでコメントをさせていただきました。そういったことで、今の若い方たちの自衛隊に関する認識というのが私たちとはちょっと違うのだなということをつくづくその際感じたものであります。ですから私は、今の若い方たちに自衛隊の任務というものをしっかりと感じていただきたいなというふうに考えまして、今回の質問をさせていただきました。
そういう中で、先日もうちの会派で岐阜基地のほうに伺ったのですけれども、自衛隊の方たちが地元の子供たちの無人島での野外教育というところに協力をされているというお話などを伺いました。そういった積極的に自衛隊の方たちとかかわることで、さまざまなそういった誤解というものも解けていくのではないかなというふうに、もちろん誤解をされていない方もたくさんいると思うのですけれども、ちょっと私はその出来事が大変自分としてはショッキングなことだったのですね。なので、そういった交流を深めて、自衛隊がどういった任務をされているのかということをきちんと理解をしていただくようにできていければなというふうに考えております。
それから、公園についてでありますけれども、まず、芹沢公園についてでありますが、整備についても、それから維持管理についてもワークショップで決めていきたいということであります。なかなか一つの団体に例えば答弁の中でもございましたが、一つの団体に協定を結んでいるとはいえ管理をしていただきながら使用許可していくということの、それに対しての苦情とか、そういったものもあるというふうに伺っておりますが、やはり、この議場でも何人かの前任者の方おっしゃっておりますが、現在の芹沢公園の状況を見ますと、本当に、私もつい先日伺ったのですけれども、大分草が伸びておりまして、ちょっとなかなか幼い子が使用するような状況ではありませんでした。ある高校の先生にちょっと言われたのですけれども、「あの芹沢公園というのはきちんと整備がされていないのですね」というようなことを言われて、私もちょっと「いや、そんなことないのですよ」ということでお話をしたのですけれども、ああいった状態であるということは本当によろしくないと思いますので、多くの団体の方たちにご協力をいただいて、また、その整備に関しましても、そういった団体の方たちにご協力をいただけるような形で整備をしていくということが大切だというふうに思っておりますので、強力に進めていっていただきたいと思います。
そして、プレーパークですとかバーベキュー場、スポーツ広場、ドッグランといったものも都市公園法のほうで可能だということでご答弁をいただきました。ちょっと私の記憶違いだとあれなのですが、今までのそういったバーベキュー場の設置などについて質問されてきた議員さんもいらっしゃいますが、その際、地下水の涵養地の関係であるということで、難しさを答弁されていたかというふうに記憶をしているのですけれども、そのあたりの整合性についてお伺いをいたします。そのあたりをどのように考えていらっしゃるのか。もちろん私も、そういったプレーパークですとかバーベキュー場ですとかスポーツ広場、ドッグランといったものは設置をされたほうが、今後の整備をしていく上でもさまざまな団体がかかわっていただけるという部分も含めましてぜひやっていっていただきたいと考えるものですが、そのあたりの整合性についてお伺いをいたします。
それから、今後そういったワークショップを検討を踏まえまして、もしバーベキュー場の施設などを設置しようというふうになりましたときに、維持管理面で、例えばですけれども、指定管理者制度の導入なども必要になってくるかというふうに思われますが、市では、その必要性についてどのように考えているのかをお伺いいたします。
それから、小松原地域の公園整備についてでありますけれども、借地を含めて用地の確保に努力をしていくということであります。ぜひそのように進めていっていただきたいと思います。ちょっと遠くて見づらいとは思うのですけれども、これ緑の基本計画のほうなのですけれども、これ各公園で1,000メートル以内とか500メートル以内、250メートル以内ということで、このように街区公園でしたら250メートル以内、そして近隣公園から500メートルということで円を描きまして緑の確保をしていくという計画の今現在の状況をあらわした地図でございます。
見ていただけばわかると思うのですが、小松原の1丁目のほうですね、それから2丁目のほうも、ちょうどバス通りからこっち側になるかと思うのですけれども、そのあたりは公園がございません。ただ、今度の広野台地区の計画におきまして公園が予定されておりますので、そういったところで1丁目のほうは大分確保がされていくのかなというふうに思うのですけれども、2丁目のアガペセンター側のほうです、あちらのほうがどちらかというと工業地域の色が濃いですので、そちらのほうの公園の確保というのが重要だというふうに思っておりますので、ぜひそのあたりについて事業者のほうにも働きかけをしながら確保をしていっていただきたいというふうに思います。
先ほどのこの後伺いましたが、都市計画についてのご答弁でもありましたけれども、小松原というのが住宅地としてポテンシャルが高くなるということで、それは誘導の成果であるというふうにおっしゃったわけでありますから、良好な住宅地として整備を今後していっていただきたいと思いますので、本当に工場が撤退しますとか地権者がかわるような変わり目というのがそういったものを整備するチャンスでもありますので、積極的に借地を含めた土地の確保ということでご答弁いただきましたので、ぜひそのあたりをしっかりやっていっていただきたいと思います。ですから、今回の鋼板プレスのところの開発に関しましては、大変大規模なものでありますし、あのあたりを見ますと、なかなか公園の確保というのが難しい、あれだけ大きなものが開発されるというのは大変珍しいですので難しくなってくると思いますので、そういった機会をぜひ捉えて公園を確保していっていただきたいというふうに思います。
また、広野台2丁目の交通渋滞の関係でありますけれども、上沢議員も以前の一般質問の中で小松原の交差点の改良ということでおっしゃっておりましたので、そういった上沢議員、そして竹田議員の一般質問を受けて迅速に対応されて沖永議員の一般質問に答えられたということで、大変迅速な対応でありますので評価をいたしたいと思いますので、ぜひ今後ともしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。
以上で2回目の質問とさせていただきます。
<市長(遠藤三紀夫君)>
佐藤弥斗議員の再質問に対して私のほうから何点かお答えしたいと思うのですが、まず、芹沢公園の第4工区の着工に伴う整備の関係で、いろんな要望というか、いろんなやはり期待を寄せられております。議会の中でもドッグランのお話ございましたし、スポーツ広場ですとかプレーパークですとか、また、今バーベキュー広場というふうな提案もございましたけれども、各方面からいろんな要望がございます。これを整理をしなければいけないということも含めて、やはり芹沢協働の公園づくり検討会ということで対応しているわけでございますけれども、さまざま課題がございます。例えばドッグランについても、もう考え方は二分されておりまして、ぜひお願いしたいという方もいらっしゃれば、とんでもないということで直接私への手紙をいただいた方もいらっしゃいますし、本当に先ほどの前任者への答弁でも感ずるのですが、行政をつかさどるというのは、やはりあちらを立てればこちらが立たずになるという部分で非常に苦しいなという部分もございます。
このバーベキュー広場の関係ですが、これは先ほど部長から「都市公園法の中で可能でございますが、その必要性も含めご意見を伺いたいと考えております」というふうに答弁をさせてもらっています。これは、まさにそういう要望があるということを受けとめてご意見を伺いたいということを申し上げているわけでございまして、さらにそれに加えて「都市公園を占有し利用する団体として座間市都市公園条例に基づき利用が可能でありますが」というふうに申し上げておりますけれども、具体的に例えばバーベキュー、火を使うという行為は市の都市公園条例ではバツ、禁止をされているはずです。当然、また、ここは水源涵養地ということもございますので、その点をしっかりと勘案しながらこの公園の活用というものは考えていかなければいけない。当然バーベキュー広場を考えるのであれば、この条例の改正が必要になるわけですし、そうした点も含めて深く議論をしていく課題であるというふうに思っております。市で本当に唯一の総合公園でございますので、ぜひとも市民要望を最大公約数でつかんでいけるような、そうした利用を心がけるべくこうした協働の作業を進めてまいりたいというふうに思います。
それからもう1点、小松原地区の関係で誘導の成果ということについての捉え方ですけれども、先ほど議員の質問の中でのお話を受けとめさせていただきまして、地域の皆様が期待をされているならば誘導の成果と捉えたいということで私ども捉えております。私どもがやったことが誘導の成果ということではなく、これは、現状とり得ることをある面では自動的に受けとめをしながら、例えば工業地域についてのこれも地区計画を定めての商業的土地利用、これも現状とり得る中での判断ということでもございますし、そうしたものを期待にお応えできる内容となっているのであれば誘導の成果として捉えたいと、こういう認識でございますので、改めてそう受けとめていただきたいと思います。ご理解をお願いしたいと思います。
<都市部長(関田好光君)>
私のほうから1点、指定管理者というお言葉が出ました。こちらにつきましては、現在、芹沢公園の計画の中では外部に委託するような優良な管理施設がないため今現在では考えておりませんが、第4工区の実施設計で行うワークショップの中で、市民協働による維持管理の仕組みづくりとあわせ芹沢協働の公園づくり検討会の委員の皆様に意見を伺うとともに、市の内部でも調整を図ってまいりたいと考えています。
<議長(沖本浩二君)>
再質問ありませんか。
以上で佐藤弥斗議員の一般質問を終わります。