平成20年第4回定例会(第6日)

—座間市ホームページ会議録より抜粋—

開催日:平成20年12月19日
会議名:平成20年第4回定例会(第6日12月19日)

○議長(山本 愈君)  続きまして、市民経済常任委員会委員長。

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平成20年12月11日

 座間市議会議長
山 本   愈 殿

                           市民経済常任委員会
委員長 佐 藤 弥 斗

審 査 報 告 書

1 議案第80号 平成20年度座間市一般会計補正予算(第2号・所管事項)
(20.11.28付託)
2 議案第91号 座間市営さがみ野自転車駐車場の指定管理者の指定について
(20.11.28付託)
3 議案第93号 座間市立のコミュニティセンターの指定管理者の指定について
(20.11.28付託)
4 議案第97号 和解及び損害賠償の額を定めることについて    (20.11.28付託)
5 陳情第 3号 地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政
府等に求める意見書提出を求める陳情       (20.11.28付託)

当委員会に付託された上記議案等は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第101条及び第135条の規定により報告します。

1 開会日時 平成20年12月11日(金)
午前9時00分から午前10時28分まで
2 出席委員 佐藤委員長、木村副委員長、三枝、山本、安斉、飛田の全委員
3 審査経過 審査に当たっては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑・意見交換を
行った。
4 審査結果 討論を求めたところ発言者なく、採決の結果
(1) 議案第80号、第97号以上2件は、全員賛成をもって原案を可決すべき
ものと決定した。
(2) 議案第91号、第93号以上2件は、全員賛成をもって原案を可決すべき
ものと決定した。(三枝委員退席)
(3) 陳情第3号は、全員賛成をもって採択すべきものと決定した。

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〔4番(佐藤弥斗君) 登壇〕

○4番(佐藤弥斗君)  議長のご指名をいただきましたので、これより市民経済常任委員会の審査報告を行います。
当委員会に付託されました議案等は、議案第80号、平成20年度座間市一般会計補正予算(第2号・所管事項)、議案第91号、座間市営さがみ野自転車駐車場の指定管理者の指定について、議案第93号、座間市立のコミュニティセンターの指定管理者の指定について、議案第97号、和解及び損害賠償の額を定めることについて、陳情第3号、地方消費者行政の抜本的拡充に必要な法制度の整備及び財政措置を政府等に求める意見書の提出を求める陳情であります。
審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、会議規則第101条及び第135条の規定により報告をいたします。
なお、開会日時、出席委員につきましてはお手元に配付のとおりでありますので省略させていただきます。
審査に当たっては、関係部課長より内容説明を聴取し、質疑・意見交換を行いました。
それでは、審査の主な内容について報告させていただきます。
まず議案第80号、平成20年度座間市一般会計補正予算についてでありますが、「今後の水源環境税の交付金はどのようになるのか」という質疑に対しまして、「水源環境税は5カ年計画を立てておりますので、その計画で進めることになっています」との答弁がなされました。「今後継続して水質の観測をする4カ所の井戸の場所はどこになるのか」という質疑については、「平成19年度の地下水汚染実態調査の結果、相模原市側から流動する地下水の数値が高いことから、相模が丘地区に2カ所(相模が丘2丁目の相模台浴場と地下水を飲料水に使用している小田急線沿いの大銀マンション)、広野台地区に1カ所(広野台集会所横の市の井戸)、相武台地区に1カ所(相武台前駅前のレインボーのお店の井戸)の4カ所です」という答弁がなされました。
地下水浄化装置事業の中止について、「事前の議案の勉強会での説明と新聞報道とに違いがあるが、どういうことなのか。中止した経過についてもう一度説明をしてほしい」という質疑に対して、「秦野市が地下水浄化装置を設置しており、その会社に見積もりをとり発注予定をしていた。その会社が今年の9月に倒産をするという発表が2月の下旬にされ、唯一同じ内容のものを扱っている会社に問い合わせをしたところ2倍近い金額が提示された経過がある。平成19年度に行われた地下水汚染実態調査の報告が3月にされたが、座間市側の71カ所では環境基準を超えていなかったが、相模原市側の29カ所においては11カ所基準を超えていた。有機塩素系化合物のトリプロロエチレンは金属を洗浄する物質で以前は規制がなかったが、今では規制もかかり、使用する量なども減ってきている。こういった汚染物質も平成11年をピークにしてだんだん低くなっている。また、地下水浄化装置の維持費用に年間1,000万円近い経費がかかることなども考え合わせて、今回の中止を決定した。議員の勉強会で説明した内容と同じことを12月の定例記者会見で話したが、記者からいろいろと質問が出てそれについて答えたところ、あのような記事になった」という答弁がなされました。
続きまして、議案第91号、座間市営さがみ野自転車駐車場の指定管理者の指定について、「今までシルバー人材センターに委託していて不都合なことはなかったのか」という質疑について、「今まで盗難などの問題や利用者からの苦情などもない。安心してお願いできる」と認識している。「議案第91号の同じ座間市営さがみ野自転車駐車場、そしてまた議案第93号、座間市立のコミュニティセンターの指定期間が3年だが、財団法人座間市スポーツ・文化振興財団などへの指定は5年になっている。3年にした根拠はあるのか。期間の見直しなどは考えているのか。また公募方式にはしないのか」という質疑に対して、「3年間にした理由は特にない。状況からいうと5年でも可能かと思うが、候補者選定に当たって3年間と決めたので、とりあえず今回は3年間ということですが、今後は期間も含めた検討がされると思います。公募方式をとらなかった理由としては、自転車駐車場に関してはシルバーセンターに平成8年から運営をお願いしており、ノウハウや実績があり、また高齢者の活力を地域に還元していただくといった意味合いからも、平成18年のときも公募をしない特命指定にした経過があり、今回もその考えを踏襲させていただいた。コミュニティセンターに関しては、設立当初の大方針の中で、地元の自主管理をお願いするということで、コミュニティの醸成をしていきたいという設置目的があり、設立以来、地元の管理運営委員会による運営管理が行われてきた経過があるので、今回の指定管理に当たっても特命指定という方法をとらせていただきましたし、これからもお願いしていきたいと考えている」という答弁がなされました。
議案第93号、座間市立のコミュニティセンターの指定について、「運営委員会の構成メンバーはほとんどのところが1年交代で変わってしまう。指定管理を契約したメンバーが交代したときに、万が一、運営委員会が指定管理を受けないと決定された場合はどうなるのか」という質疑には、「指定は団体にしているので、構成員がかわっても指定の解除はされない。契約は団体と協定書を結ぶ形になり、民法上の契約とは異なり、人にお任せをする性格のものではないと了解をしているため問題はないと認識している」という答弁がなされました。
「相模が丘コミセンでは管理運営委員会の方々が担当課の了解をとって下屋をつくったが、最近になって消防法の適応外ということで撤去された。管理指定を受けている管理運営委員会がせっかくつくったものなのになぜこんなことが起きたのか」という質疑に対しては、「当時、確かに管理運営委員会から相談を受け、下屋ならば大丈夫だろうと安易に判断をした。建てて1年くらい経過したころに、毎年消防で行っている消防法に基づく建物の検査があり、注意を受け、県の土木事務所とも協議をしたが、やはり法律に合致しないということで撤去するようにとの指導を受けたため撤去した。最初に大丈夫だろうと安易に判断をしてしまったことがよくなかったと反省している。今後はこのようなことがないように努めたい」という答弁がなされました。
「コミセンの修繕計画についてはどうなっているのか」という質疑に対して、「おくればせながら、ここで修繕計画を立てさせていただき、逐次計画的に修繕等をしていく形をとりたいと考え、今、年次計画を立てているという状況である」という答弁がなされました。
議案第97号、和解及び損害賠償の額を定めることについてでは、「公用車のすべてにドライブレコーダー、タコメーターといったものを設置して、運行管理者が運行の分析・管理をしてはどうか」という質疑に対して、「設備投資を新たにしなくてはならないこともあるので、総務部に今の意見を伝え、研究・勉強していきたい」という答弁がなされました。
以上、討論を求めたところ、発言者なく、採決の結果、議案第80号、第97号以上2件は、全員賛成をもって原案を可決すべきものと決定しました。議案第91号、第93号以上2件は、全員賛成をもって原案を可決すべきものと決定しました。三枝委員退席。陳情第3号は、全員賛成をもって採択すべきものと決定をしました。
以上をもちまして、市民経済常任委員会の報告を終わらせていただきます。

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